[ダッカ 22日 ロイター] - バングラデシュ政府は22日、国内のディーゼル発電所10カ所を輸入燃料高のため先月に全て休止し電力不足が悪化していることに対応するため、学校の登校日を週6日から5日に減らし、政府機関や銀行を開ける時間も8時間から7時間に短縮させると発表した。
同国の学校は通常、金曜日のみが休みだが、土曜日も休校日にする。政府機関は午前9時始まり午後5時終わりを午前8時―午後3時にさせる、銀行は午前10時―午後6時を午前9時―午後4時とさせる。民間事業者は必要に合わせて営業時間を決められるという。
農村部の灌漑向け電力は午前0時から朝までは途切れなく供給する。
バングラデシュは先月に毎日2時間の停電実施を始めたが、実際には国内の多くの地域で、はるかに長時間の停電を強いられている。
先月に休止したディーゼル発電は同国の総発電量の約6%に相当していた。