💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ウクライナ大使がローマ教皇批判、思想家娘爆殺の発言巡り

発行済 2022-08-25 15:10
更新済 2022-08-25 15:18
© Reuters.  8月24日、ウクライナの駐バチカン(ローマ教皇庁)大使(写真右)は、運転していた車が爆発して死亡したロシア国家主義思想家の娘について、ローマ教皇(左)が善良な犠牲者と受

[バチカン市 24日 ロイター] - ウクライナの駐バチカン(ローマ教皇庁)大使は24日、運転していた車が爆発して死亡したロシアの著名な国家主義思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリア氏について、ローマ教皇フランシスコが善良な犠牲者と受け取れる表現をしたことを批判した。

駐バチカン大使が公に教皇を批判するのは極めてまれ。

教皇はこの日の一般謁見で、ダリア氏と思われる「(モスクワで爆死した)気の毒な女性」について触れ、「善良な人々が戦争の代償を支払う」と発言した。

ダリア氏はウクライナを含むロシア語圏などのロシア統一を長年提唱している父親の思想を広く支持し、自らも国営テレビに出演してウクライナにおけるロシアの活動に賛同していた。

© Reuters.  8月24日、ウクライナの駐バチカン(ローマ教皇庁)大使(写真右)は、運転していた車が爆発して死亡したロシア国家主義思想家の娘について、ローマ教皇(左)が善良な犠牲者と受け取れる表現をしたことを批判した。写真はバチカンで4月7日撮影。バチカンメディア提供(2022年 ロイター)

ウクライナのAndrii Yurash駐バチカン大使はツイッターで、教皇の言葉は「失望的だ」と投稿。「どうすれば(ロシア)帝国主義者の1人を善良な犠牲者と呼べるのか。彼女はロシア人に殺された」と述べた。

教皇は、ロシアとウクライナ双方の子どもたちが殺害されており、「孤児となることに国籍は問われない」と発言。一方、Yurash大使は「侵略者と被侵略者、レイプの加害者と被害者を同一に語ることはできない」と投稿した。

大使の投稿に対するバチカンのコメントは得られていない。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます