[パリ 27日 ロイター] - フランスのボルヌ首相は日刊紙ル・パリジャンとのインタビューで、エネルギー価格高が家庭に与える影響を抑えるため、政府は来年も対策を講じるとの考えを示した。
ボルヌ氏は、27日付の同紙に掲載されたインタビューで「エネルギー価格の上昇を和らげる措置を維持し、最も脆弱な人々を支援する具体的な措置を講じる」と説明。「フランス国民は安心していい。われわれはエネルギー価格高騰を容認しない」と強調した。
ルメール経済・財務相は27日テレビ局BFMに対して、来年の電気料金の値上げは限定的なものになると語った。
マクロン大統領はエネルギー価格高について、ウクライナ戦争が激化しているため、今後数カ月厳しい状況になるとの見方を示している。