[29日 ロイター] - ロシアのミハイル・ウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表は29日、国際原子力機関(IAEA)がウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を査察することについて、劣悪な状態にあるとされている誤解が解けると期待していると述べた。
ザポロジエ原発はロシア軍が占拠。IAEAのグロッシ事務局長は同日、査察団が週内に同原発を訪問するとツイッターで明らかにした。
ロシア通信(RIA)によると、ウリヤノフ氏はこの訪問を実現するためにロシアが懸命に努力したと説明したほか、IAEAがスタッフの一部を原発にとどめたいと考えていることを理解していると述べた。