💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ウクライナ穀物輸出、これまでに150万トンに 港湾再開で増加の見通し

発行済 2022-08-31 15:02
更新済 2022-08-31 15:10
© Reuters.  8月30日、国連とトルコが仲介して成立したウクライナ港湾封鎖解除の合意に基づき、これまでにウクライナを出港した食料は約150万トン、貨物船は61隻となった。写真はウクラ

[キーウ(キエフ) 30日 ロイター] - 国連とトルコが仲介して成立したウクライナ港湾封鎖解除の合意に基づき、これまでにウクライナを出港した食料は約150万トン、貨物船は61隻となった。

ウクライナのインフラ当局が30日明らかにした。この日は黒海に面したウクライナの港湾から、農産物18万3000トンを積んだ船舶

6隻が出港したという。

一方、ウクライナ穀物協会(UGA)は同日、別の声明を発表し、輸出の大半はとうもろこしで、全輸出の62%を占めたと説明した。このほかの割合は、小麦が17%、大麦が6%など。これまでに、菜種、ヒマワリの種、大豆その他の商品を輸出しているという。

© Reuters.  8月30日、国連とトルコが仲介して成立したウクライナ港湾封鎖解除の合意に基づき、これまでにウクライナを出港した食料は約150万トン、貨物船は61隻となった。写真はウクライナ産トウモロコシをアイルランドに届ける貨物船。アイルランドのフォインズで20日撮影(2022年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

ロシアが2月24日にウクライナを侵攻し、黒海沿岸港湾を封鎖したため、ウクライナの穀物輸出が激減。国際食料価格が上昇したほか、アフリカや中東における食料不足の懸念が生じている。

しかし、7月22日にロシアとウクライナの間で成立した合意により、黒海沿岸の3つの港湾が再開。ウクライナ当局によると、これらの港湾は月に100─150隻の貨物船の荷積みと出港能力を持つ。

ウクライナのソルスキー農業政策・食料相は29日、ロイターに、段階的な港湾再開により、10月時点の同国の穀物輸出は7月の2倍に相当する600万─650万トンまで増加する可能性があると述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます