[ワシントン 31日 ロイター] - 米ホワイトハウスは31日、主要7カ国(G7)の財務相が9月2日に会合を開き、米政権が提示したロシア産原油の取引価格に上限を設定する案について討議する計画と明らかにした。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者会見で「ロシア政府の収入源に打撃を与える最も効果的な方法で、世界のエネルギー価格の低下にもつながる」とし、「9月2日のG7財務相会合で討議される」と述べた。
国際エネルギー機関(IEA)によると、ロシアの原油輸出量が減少しているにもかかわらず、価格上昇により6月の輸出収入は前月比7億ドル増加し、前年の平均を40%上回った。