[キエフ 2日 ロイター] - ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは2日、ロシアの干渉を理由に、国際原子力機関(IAEA)の調査団がザポロジエ原子力発電所の状況を公平に評価することは「困難」になるとの見解を示した。
SNS(交流サービス)「テレグラム」への投稿で、ロシア軍兵士が駐留している発電所の危機センターに調査団が立ち入ることが許されなかったと指摘した。
「(ロシアの)占領者は嘘をつき、発電所への砲撃や(発電所の)インフラへの損傷の結果を裏付ける事実と証拠をねじ曲げている」と主張した。
「このような状況下では、IAEAが(発電所)の状況を公平に評価するのが難しいことは明らかだ」と批判した。