[ワシントン 20日 ロイター] - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日、ウクライナ南部のクリミアに駐留するロシア軍関係者がウクライナに対する攻撃にイラン製の無人機(ドローン)を使用していると述べ、米政府は対イラン制裁措置の導入を検討していると明らかにした。
カービー氏は「われわれはイランの軍人がクリミアでロシアを支援したと認識している」と指摘。比較的少数のイランの軍人が関与したとの見解を示した。
また、イランによるロシアへの兵器供給を困難にする方法を模索すると表明。現時点ではイランとの外交や核協議に重点は置かれていないと述べた。
米国の主張に対し、イランとロシアからのコメントは現時点で得られていない。