[キーウ(キエフ) 28日 ロイター] - ウクライナは28日、ロシアのミサイル攻撃で被害を受けたエネルギーインフラの修復が進まず、全国での定期的な緊急停電を余儀なくされたと発表した。
ウクライナの送電網運営会社ウクレネルゴは声明で、複数の発電所で発電機が緊急停止する中、首都などでの降雪を背景に電力需要が高まっていると指摘。「緊急停止の要因が解消されれば、発電機は運転を再開し、電力システムの不足が減少し、消費者に対する制限を減らすことができる」とした。
ウクライナ最大の民間電力会社ⅮTEKは、気温が0度前後で推移しているキーウ(キエフ)の消費者向けの電力供給を60%削減すると発表した。