💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

原油先物は下落、中国の需要巡る懸念で

発行済 2022-11-29 11:30
更新済 2022-11-29 11:37
© Reuters.     アジア時間29日午前の原油先物は下落。写真は原油貯蔵タンク、米オクラホマ州、2020年4月撮影(2022年 ロイター/Drone Base)

[東京 29日 ロイター] - アジア時間29日午前の原油先物は下落。世界最大の原油輸入国である中国の燃料需要が厳しい新型コロナウイルス規制下で減退するとの懸念が相場の重しとなっている。

北海ブレント先物は0113GMT(日本時間午前10時13分)時点で0.45ドル(0.5%)安の1バレル=82.74ドル。米WTI先物は0.51ドル(0.7%)安の76.73ドル。

© Reuters.     アジア時間29日午前の原油先物は下落。写真は原油貯蔵タンク、米オクラホマ州、2020年4月撮影(2022年 ロイター/Drone Base)

フジトミ証券のアナリスト、田澤利貴氏は中国の需要減退懸念を背景にアジアでは原油相場について弱気ムードが広がっていると指摘。週末に繰り広げられた異例の抗議活動も中国経済への影響を巡る懸念を生じさせたとした。

また、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が12月4日に会合を開くのを前に、市場では慎重な姿勢が継続。ユーラシア・グループのアナリストは28日付の調査ノートで、中国の需要低迷がOPECプラスに減産を促す可能性があると指摘した。

田澤氏によると、一部の投資家はOPECプラスの会合について、相場下支えに向け減産で合意する可能性を見込んでいるため、この日の下げが限定的になっている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます