[北京 19日 ロイター] - 中国黄金協会は19日、2022年の中国の金生産量は前年比13.09%増の372.048トンと発表した。
山東省の主要鉱山が生産を再開し、生産能力を新型コロナウイルスのパンデミック前の水準まで引き上げ、北部の山西省も生産能力を増強したことが寄与した。
22年の金消費量は10.63%減の1001.74トンだった。
ゴールドバー(金の延べ棒)とコインの消費が17.23%減の258.94トンだったことが響いた。金価格の高止まりと為替相場の変動により現物への投資が減少した。
宝飾品の消費は8.01%減の654.32トン。
金宝飾品の消費は昨年初めに力強い回復をみせたが、その後新型コロナ感染拡大のため大幅に減少した