40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

北朝鮮の金総書記、食料増産へ農地拡大・インフラ改善を指示

発行済 2023-03-02 09:33
更新済 2023-03-02 12:54
© Reuters.  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(写真)は3月1日、食料増産に向けてインフラの改善と農地拡大を指示した。国営メディアが2日に報じた。平壌で撮影。KCNAが1日配信(2023年

[ソウル 2日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は1日、食料増産に向けてインフラの改善と農地拡大を指示した。国営メディアが2日に報じた。同国を巡っては食料事情の切迫が懸念されている。

金氏は党中央委員会第7回拡大総会の最終日の会議で、かんがいシステムの改良、近代的な農業機械の生産、耕地の拡大を指示した。

拡大総会は農業部門の改善という「緊急の」課題を話し合うため先月26日から開かれていた。

韓国は北朝鮮の一部地域での餓死者増加など食料危機の悪化について警告している。

朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は「先進技術と現代文明を持つ豊かで高度な社会主義農村」を構築するための計画と具体的な課題を提示した。

また、国家経済計画を実施する上で規律を強化する必要性を強調し、「内閣の組織力と執行力を弱める行為」をけん制。全ての党組織に「作業効率の検証」を命じた。

中央委員会は財政管理の改善方法についても話し合ったという。詳細は不明。

韓国政府によると、北朝鮮の昨年の作物生産は前年比で4%近く減少。夏の豪雨や経済的な条件などが影響した。

専門家は、適切な農業インフラ、機械、肥料・燃料などの不足で北朝鮮が自然災害の影響を受けやすくなっていると指摘している。

韓国の慶南大学校のイム・ウルチュル教授は「国営メディアは新たな目標と行動計画が設定されたと報じているが、かんがいや開墾など全ての要素はすでに取り上げられており、目新しい内容は見られない」と指摘。

韓国の北韓大学院大学校のヤン・ムジン教授も、新たな構想は発表されておらず、韓国が食料不足の原因とみている穀物政策を変更する可能性も示されなかったと述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます