[アスタナ 11日 ロイター] - カザフスタンは、カシャガン油田とカラチャガナク油田のコストを巡り開発業者との仲裁手続きを開始したと明らかにした。
両油田は、政府と開発業者が生産分与協定を締結。収益を分け合うにあたり、開発業者側がコストを差し引くことができる。コストはカシャガン油田が130億ドル、カラチャガナク油田は35億ドル。
カザフのエネルギー相は11日、国民の利益のために手続きを取ったと記者団に語った。詳細には踏み込まなかった。
カシャガン油田開発には、ENI、シェル 、トタルエナジーズ、エクソンモービル、INPEX、CNPC、カザフのカズムナイガス(KMG)が参画。
ENI、シェル、KMGはシェブロン、ルクオイルと共にカラチャガナク油田事業のパートナーにもなっている。