[ニューヨーカー 11日 ロイター] - 11日の取引で原油先物が約2%上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げサイクルが終盤に差しかかり、ドルが弱含むことで原油価格に値ごろ感が出るという期待が高まっている。
ただ、3月の中国消費者物価指数(CPI)は前年比で1年半ぶりの低い伸びにとどまり、中国の原油需要を巡る懸念はくすぶっている。
また、12日に発表される米インフレ指標も注目される。
清算値は北海ブレント原油先物が1.43ドル(1.7%)高の1バレル=85.61ドル、米WTI先物が1.79ドル(2.2%)高の1バレル=81.53ドル。