[リヤド 12日 ロイター] - サウジアラビアのイラン大使館が12日、7年ぶりに再開した。イランとサウジが外交関係の正常化で合意したことに基づく措置。
ロイターの記者によると、リヤドのイラン大使館は重厚な扉が開門され、白いトラックが到着したのが目撃された。イラン外務省は、大使館職員がサウジに到着したと発表。その数時間後に大使館が再開した。
イラン外務省の報道官は声明で、リヤドとジェッダに大使館と総領事館を開くための必要な措置を講じると説明した。
イランの在サウジ大使館は2016年に両国の関係悪化を受けて閉鎖されていたが、両国は先月、中国を仲介役として外交関係を正常化するとともに大使館を再開することで合意した。サウジ外務省によると、サウジ側もテヘランで大使館と領事館を再開するために担当者を派遣している。