[北京 12日 ロイター] - 中国国家エネルギー局(NEA)の梁昌新報道官は12日、電力需要期に基幹電源(ベースロード)の供給を支えるため、新規炭鉱開発の認可を加速し、すでに承認された炭鉱の建設も迅速に進める方針を明らかにした。
今年の夏は電力需要のピークが13億6000万キロワットを超える見込みで、「昨年から大幅増」となり、一部の省で電力制限が実施される可能性があるとした。
中国の電力消費量は例年、家庭で冷房の使用が増える夏季に急増する。昨年は降雨量の減少で水力電力の発電量が減り、中国南西部で計画停電が行われた。