[北京 14日 ロイター] - 中国商務省は14日、オーストラリアから輸入する大麦に対する反ダンピング(不当廉売)関税と反補助金関税を継続する必要性を15日から見直し、1年以内に調査を完了させると発表した。
オーストラリアのウォン外相は11日、大麦を巡る貿易紛争を解決することで中国と合意したと表明。記者会見では「中国は豪州産大麦に課している関税について3カ月間の迅速な見直しを行うことに合意した。必要なら4カ月間に延長される可能性もある」と説明していた。
この関税は当初、2025年5月に失効する予定だった。