[17日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は17日、国内主要シェール産地の5月の産油量が前月比日量約4万9000バレル増の933万バレルと、過去最高に達するとの見通しを明らかにした。
テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地の産油量は569万バレルと、過去最高となる見通し。ただ、前月比では約1万3900バレル増と、昨年12月以来の小幅な伸びとなる。
ノースダコタ州とモンタナ州にまたがるバッケン層の産油量は1万7000バレル増の118万バレルと、2021年12月以来の高水準に達すると見込まれている。
テキサス州南部のイーグルフォード層は約6000バレル増の114万バレルと、20年4月以来の高水準となる見通し。
EIAによると、5月の主要シェール産地の天然ガス生産も日量3億立方フィート増の972億立方フィートと、過去最高の更新が見込まれる。