[北京 18日 ロイター] - 中国国家統計局が18日発表した3月の石油精製量は前年同月比8.8%増の6390万トン(日量1490万バレル)と、過去最高に達した。精製所が堅調な輸出需要に応じて稼働を強化したほか、予定されるメンテナンスを控えて在庫を積み上げている。
1─2月は日量1436万バレルだった。
第1・四半期の精製量は1億7930万トンで、前年同期比5.2%増だった。
人々の移動が活発化する中、ガソリンと航空燃料の輸出需要が回復。また、ロシアから原油が安価に輸入できるため、マージンの向上に促された精製も拡大した。
一方、3月の中国原油生産は前年同月比2.4%増の1820万トン(日量約428万バレル)。
天然ガス生産は前年比4%増の205億立方メートルだった。