[ミラノ 18日 ロイター] - BofAのファンドマネジャー調査によると、4月は債券への資金配分が2009年3月以来の高水準となった。キャッシュの比率も5.5%と高止まりした。
信用収縮、タカ派的な金融政策、経済に対する懸念が背景。
調査では、米欧の商業用不動産が次のクレジットイベントの原因となる可能性が最も高いとの見方が示された。差し引きで63%の回答者が今後1年間の景気減速を予想した。
資金が流入したのは米国市場、ヘルスケア、生活必需品、ハイテクセクター。資金が流出したのは欧州、英国、エネルギー、金融セクター。
4月に最も取引が集中したのは「大手ハイテクのロング」と「米銀のショート」。
調査はファンドマネジャー286人(運用総額7280億ドル)を対象に実施した。