[国連 18日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は国連のグテレス事務総長と来週ニューヨークで会談する際に黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)について議論する。ロシアのネベンジャ国連大使が18日に述べた。
ロシア外務省は黒海イニシアティブについて、ロシアの農産物輸出への障害が取り除かれない限り5月18日の期限は延長されないとの見方を示している。
ネベンジャ国連大使は、ロシアの食料および肥料の輸出促進に向けた国連の取り組みについて「何も動いていない。努力はされているが、残念ながらわれわれにとって実りがない」と指摘。「今のところ、楽観的なニュースはない。われわれは進展を見たいと明確に示している」と述べた。