[ハバナ 20日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は20日、キューバを訪問し、首都ハバナでディアスカネル大統領とロドリゲス外相と会談した。ウクライナ侵攻以降、西側諸国の制裁に直面する中、中南米の同盟国との政治および経済的な連携強化に向けた動きの一環。
ラブロフ外相は「世界が米国のルールに従って恒久的に生き続けることに同意できない」とし、「国際舞台では緊張が高まっており、西側諸国が自らの意思を貫き他者の正当な立場を無視しようとする試みが持続しているだけでなく、ますます高まっている」と非難した。
ラブロフ外相は今週、ブラジルやベネズエラ、ニカラグアも訪問。各国首脳や政府高官らと会談した。