[24日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(共和党)は24日、人工妊娠中絶を一部例外を除いて禁止する州法案に署名し、同法が成立した。性的暴行や近親相姦の場合は妊娠6週目まで例外と認めた。
妊婦の命を危険にさらす場合や健康に深刻なリスクをもたらす場合も例外となる。
共和党が多数派を占める州議会が先に可決していた。連邦最高裁が昨年、中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェード判決」を覆して以来、共和党優勢の州で中絶を禁止する動きが相次いでいる。少なくとも13の州で中絶禁止法が成立し、ノースダコタを含む複数の州が6─20週より後の中絶を禁じた。