[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%下落。堅調な米経済指標を受け連邦準備理事会(FRB)が6月に再び利上げするとの見方が強まり、ドルが2カ月ぶりの高値を付けたことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が1.10ドル(1.4%)安の1バレル=75.86ドル。米WTI先物は0.97ドル(1.3%)安の71.86ドル。
ドル指数は3月17日以来の高値に浮上。米労働省が18日発表した5月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万2000件減少し、24万2000件となったほか、債務上限問題を巡る楽観的な見方を受けた。
ドル高は、他通貨保有者にとってドル建ての原油に割高感が出るため、石油需要を圧迫する可能性がある。