[アムステルダム 6日 ロイター] - ウクライナ検事総長事務所は6日、南部ヘルソン州カホフカ水力発電所のダムが爆発したことを受けて、戦争犯罪として捜査していることを明らかにした。「エコサイド」(環境の大量破壊行為)の疑いでも捜査を進める。
同事務所はロイターに対し「緊急捜査」を開始したと述べた。
ウクライナは、ロシアなどとともに国内法でエコサイドを犯罪としている数少ない国の一つ。刑法441条でエコサイドを「動植物の大量破壊、大気や水資源の汚染、その他環境災害を引き起こす可能性のある行為」と定義している。