[ウィーン 8日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は8日、爆発により決壊したウクライナ南部のダムの貯水池からザポロジエ原子力発電所への給水は続いていると明らかにした。
IAEAによると、この貯水池から給水ができなくなった場合、他の水源に頼ることが可能で、貯水池の上には大きな冷却池があり、数カ月分の水が蓄えられているという。
IAEAのグロッシ事務局長は声明で、代替水源に切り替えるとしてもまだ時間があるとした。また、ザポロジエ原発を取り巻く状況は引き続き非常に不安定で危険だと指摘した。