[ロンドン 12日 ロイター] - 英国のマーク・スペンサー食糧・農業相は12日、ウクライナ産穀物の盗難に対応するために、主要7カ国(G7)が穀物の原産地に関する化学的な識別を用いた対策に取り組んでいると述べた。
ロンドンで開催された国際穀物協会(IGC)の会議で、英国が同計画を主導しており、G7もウクライナと緊密に連携していると指摘。「(化学的識別は)ウクライナ産穀物のさらなる盗難を抑止する有効な手段になる」とした。
英政府は先月、ウクライナ産穀物の盗難に関係する企業やロシアのエネルギー輸送に関係する企業を対象とする追加の対ロ制裁を発表した。