[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が12日公表したデータによると、米国の主要シェールオイル生産地域の7月原油生産量は過去最高に達すると予想されている。ただ、増加幅は12月以降で最低となる見通し。
EIAによると7月の米石油生産は日量938万バレルに増加する見通し。前月比約0.1%増で、12月以降で最も低い伸びになる。
テキサス州とニューメキシコ州にまたがる国内最大のシェールオイル盆地であるパーミアン盆地の生産量は、日量1000バレル増の576万バレルと、過去最高を記録する見通し。月間の伸びとしては2月以降で最低となる。
ノースダコタ州とモンタナ州のバッケン地域の生産量は日量7000バレル増の121万バレルで、2020年11月以来の高水準になる見通し。
テキサス州イーグルフォード地域の生産量は日量5000バレル減の112万バレルで、4月以来の低水準になると予想されている。