[北京 3日 ロイター] - 中国国営メディアは3日、北部の内モンゴル自治区で2日に集中豪雨による鉄砲水が発生し、1人が死亡、2人が行方不明になったと報じた。同国ではここ数週間、大雨や猛暑などの異常気象が続いており、インフラや農作物に被害が及んでいる。
貴州省を含む南部の各地では6月30日以降、洪水や地滑りを受けて救助隊が住民や家畜を安全な場所に移動させている。
また、雲南省の一部では週末に猛烈な雨が降り、川のようになった道路で車が流れされたという。同じく南西部の四川省では先週、土砂崩れで数人が死亡した。
国営メディアによると、北部の異常な暑さはあと10日間続くと予想されている。
さらに、ソーシャルメディアに投稿された動画によると、北東部の黒竜江省では1日にひょうが降り、窓ガラスが割れたという。