[ベルリン 3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領とドイツのショルツ首相は3日、電話会談し、黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)の延長を呼びかけた。当局者が発表した。
ゼレンスキー大統領は定例のビデオ演説と対話アプリ「テレグラム」への書き込みで、ショルツ首相とともにリトアニアで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に焦点を当てたと指摘。欧州にはロシアの暴挙と侵略を招くような安全保障上の欠陥はなく、「ロシアは安全保障上の不確実性を感じたときのみ、欧州の一部を奪おうとするだろう。全てが確実かつ明確であれば、ロシアの暴挙で安全保障が乱れることはない」とした。