[ドバイ 14日 ロイター] - イランのアブドラヒアン外相は14日、同国は主要諸国との間の核問題に関する対立を外交を通じて解決することに取り組んでいると述べた。
テレビ中継された記者会見で、「われわれは常に、全勢力が2015年の核合意の全面順守に復帰することを望んでいる」と述べた。
核合意復帰を巡る米国との間接対話は、昨年9月以来停滞している。ただ両国は10日、韓国で凍結されている60億ドルのイラン資産の解除と、イランで拘束されている5人の米国人の解放を行うことで合意に達したと発表した。
またイランは、合意の一環として、米国が国内に拘束している複数のイラン人を解放するとも発表した。