Arathy Somasekhar
[18日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物は2ドル近く上昇。イスラム組織ハマスとイスラエルの紛争を受けて中東からの供給混乱が懸念される中、米原油在庫が予想以上に減少したことを受けた。
0148GMT(日本時間午前10時48分)時点で、北海ブレント先物は1.62ドル(1.8%)高の1バレル=91.49ドル。米WTI先物は1.77ドル(2%)高の88.43ドル。
市場関係者によると、米石油協会(API)が17日発表した13日までの週の米原油在庫は約440万バレル減と、アナリスト予想(30万バレル減)よりかなり大幅な減少となった。
パレスチナ自治区ガザの病院で17日に爆発があり、約500人のパレスチナ人が死亡したことを受け、中東情勢も緊迫の度合いを増している。