Hyonhee Shin
[ソウル 24日 ロイター] - 韓国現代自動車グループの関連会社、現代建設と現代エンジニアリングは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとガス処理プラント建設に関する24億ドルの契約を締結した。韓国大統領府が24日に発表した。
両国の50年にわたる建設協力を祝う式典で23日に調印した。式典には国賓としてサウジを訪問した尹錫悦大統領が出席した。
現代の発表によると、現代建設と現代エンジニアリングは2021年に受注したアラムコのジャフラ・ガス処理施設プロジェクト第1段階に取り組んできた。今回は第2段階の契約を結んだ。
ジャフラはサウジ最大の非在来型ガス田で、推定埋蔵量は200兆立方フィート(5兆7000億立法メートル)。
尹氏とサウジのムハンマド皇太子は会談後の共同声明で契約を歓迎。サウジの大規模都市開発計画「NEOM」や経済改革プログラム「ビジョン2030」を含め建設・インフラ分野でのさらなる協力を表明した。