Chen Aizhu
[24日 ロイター] - 中国の国有石油・ガス生産会社、中国海洋石油(CNOOC)が24日発表した第3・四半期決算は、純利益が前年同期比8.13%減の338億8000万元(46億4000万ドル)となった。石油・ガス生産量の増加にもかかわらず、実勢価格の低下が利益を圧迫した。
売上高は5.5%増の1148億元だった。
総生産量は石油換算で7%増の1億6780万バレルだった。同社は2025年までに年間生産量を平均6%増やす中期目標の一環として掲げた今年の年間生産量目標(6億5000万─6億6000万バレル)を達成できるとの見通しを示した。
第3・四半期の設備投資は前年同期比21.5%増の329億5000元となり、1─9月の設備投資は同30%増の895億元に達した。同社は通年の設備投資見通しを従来の1000億─1100億元から1200億─1300億元に引き上げ、これまでの過去最高だった14年の1050億─1200億元を上回る水準を見込んだ。