[17日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは北海ブレント先物の2024年の平均価格が1バレル=92ドルになると予想した。石油輸出国機構(OPEC)の供給量が低水準で推移する中で需要は堅調に推移し、石油市場は緩やかなペースで引き締まると見込んだ。
16日付のメモによると、24年は日量70万バレルの供給不足と日量160万バレルの堅調な需要の伸びを予想。石油市場が緩やかなペースで引き締まると予想する一方で、引き締めショックに対応するための余力はまだ大きいと見ていると強調した。
また「OPECプットによる80ドルの下限と余力による100ドルの上限」を設定することでOPECは北海ブレントを80─100ドルのレンジ内で推移させる構えとした。