[ヒューストン/ワシントン 27日 ロイター] - 米エネルギー省は27日、戦略石油備蓄(SPR)補充のために280万バレルの原油を購入すると発表した。購入価格は総額2億2560万ドルで、1バレル当たり約81.32ドルと目標の79ドルを2ドル上回る。
受注したのはアトランティック・トレーディング&マーケティング、マッコーリー・コモディティーズ、スノコ・パートナーズ・マーケティング&ターミナルズ。原油は9月に引き渡される。
同省は、2022年のSPR売却価格である1バレル当たり約95ドルを下回る、79ドル以下で購入を目指すとしてきた。
同省の報道官は、27日とそれ以前の購入を合わせた平均価格は79ドル以下にとどまっていると述べた。
これまでにSPR補充用に購入した原油は2628万バレルで、平均購入価格は1バレル当たり76.47ドル。