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ロシア、ザポロジエ市をミサイル攻撃 4人死亡=州知事

発行済 2024-04-06 08:05
更新済 2024-04-06 12:09

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアが5日、ウクライナ南部のザポロジエ市に向けてミサイル5発を発射し、少なくとも4人が死亡、20人が負傷し、住宅や産業施設など数棟が損壊した。ザポロジエ州知事が発表した。

州知事はテレビで「きょうの攻撃の特徴は、まずミサイルが2発発射され、その約40分後に同じ場所に対する新たな攻撃があったことだ。ちょうど救助隊や警察が活動を開始した時だった」と述べた。

地元当局によると、9歳の少年を含む20人が負傷し、4人が重体で入院した。負傷者の中にジャーナリスト2人も含まれているという。

少なくとも3棟のアパート、10軒の民家、店舗、産業施設が損壊したという。

ウクライナ空軍はザポロジエ地方で弾道ミサイル攻撃警報を発令。地元メディアおよび地方当局者によると、ウクライナ北東部ハリコフ地方も午後に激しい空襲を受けた。死傷者に関する報告は現時点でない。

これに先立ちロシア通信(RIA)は、ウクライナ軍の無人機(ドローン)がロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を攻撃したと報じた。重要なインフラに被害はないという。

ロイターはRIAの報道内容について独自に確認できていない。

RIAによると、ウクライナ軍の戦闘用ドローンが最近、ザポロジエ原発周辺を飛行しており、5日には同原発の一部の施設に飛来したという。

同報道に関するウクライナからの公式コメントは現時点で出ていない。

*写真を添付して再送します

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