[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア国防省は11日、ウクライナの燃料・エネルギー複合施設に対し、高精度の長距離兵器と無人機で空と海から「大規模な」報復攻撃を行ったと発表した。
自国の石油・ガス企業やエネルギー施設に対するウクライナの攻撃への報復措置とした。
ウクライナの発表によると、5地域の電力施設などがロシアの攻撃で損傷し停電が発生。少なくとも20万人が影響を受けているもよう。
ロシア国防省は「(攻撃により)ウクライナの軍需企業の業務が中断し、戦闘地域への備蓄物資の輸送、軍部隊への燃料供給に支障が出ている」とした。