[ヒューストン 1日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は、米石油大手エクソンモービルによるシェールオイル大手パイオニア・ナチュラル・リソーシズ買収(600億ドル規模)を巡る反トラスト法(独占禁止法)審査の結果を近く公表する可能性がある。
エクソンは先週、FTCに2度にわたって情報提供を行ったが、独禁法違反は示唆されていないと説明した。アナリストによると、FTCの審査期間は30日。4月初旬に審査を開始したとみられるという。
エクソンのウッズ最高経営責任者(CEO)は先週末、決算説明会でアナリストに対し、FTCに大量の「資料、契約書、商品・販売に関する品目リスト」を提供したと述べ、「独禁法に反していないと確信している」と付け加えた。
エクソンの広報担当者は1日、「FTCは徹底的な調査を進めており、当社も建設的に協力していく」と述べた。