Laila Kearney
[9日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇している。米原油在庫が減少し供給タイト化が示唆されたことや、年内の米利下げ観測が高まっていることが背景。
0033GMT(日本時間午前9時33分)時点で、北海ブレント先物7月限は0.23ドル高の1バレル=83.81ドル、米WTI原油先物6月限は0.29ドル高の79.28ドル。
米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、3日までの週の原油在庫は前週比140万バレル減の4億5950万バレルとなり、ロイターがまとめたアナリスト予想(110万バレル減)以上に減少した。精製活動が活発化した。
一方、ガソリン在庫が予想外に90万バレル以上増加したことが原油相場の上値を抑制している。
パレスチナ自治区ガザでの休戦交渉がまとまるとの見方も圧迫要因になっている。