[東京 16日 ロイター] - ソニーグループが熊本県内に、スマートフォン向けの画像センサー工場を新しく建設する検討を始めたと日経新聞などが報じた。16日付の日刊工業新聞によると、投資総額は8000億円規模とみられ、2023年の着工、24年秋の稼働を目指しており、稼働時期は需要の回復を見ながら調整する可能性があるという。
日経によると、ソニーは熊本に進出する台湾積体電路製造(TSMC)からセンサーに使う半導体を供給してもらう計画。半導体事業会社のソニーセミコンダクタソリューションズの熊本工場(熊本県菊陽町)の近くで同県合志市が計画する新しい工業団地内を候補地として検討するとしている。