ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

英グラクソ傘下ヴィーブの抗HIV注射剤、FDAが承認せず

発行済 2019-12-23 09:53
更新済 2019-12-23 09:57
英グラクソ傘下ヴィーブの抗HIV注射剤、FDAが承認せず
GILD
-
GSK
-
PFE
-
4507
-

[21日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK) (L:GSK)傘下で抗エイズウイルス(HIV)薬事業を手掛けるヴィーブ・ヘルスケアは21日、米食品医薬品局(FDA)が長期作用型の抗HIV注射剤の承認を見送ったと発表した。

ヴィーブには米製薬大手ファイザー (N:PFE)と塩野義製薬 (T:4507)も出資している。

ヴィーブはFDAより、注射剤の安全性についてではなく、化学、製造および管理過程について質問する完全回答書簡(CRL)を受け取ったと説明した。

月1回の投与で済むこの注射剤は、毎日服用する経口薬に代わる選択肢として開発された。ヴィーブはFDAと協力して新薬申請の次の措置について決めると述べた。

GSK広報担当は、ヴィーブがいつまでにFDAの懸念に回答できるかは、今のところ不明だと回答した。

この注射剤は「カボテグラビル」と「リルピビリン」の抗HIV薬2種を配合。同社の別の2剤配合の経口薬「ドバト」は4月、FDAの承認を取得した。

同注射剤は臨床試験で、月1回および隔月の投与で標準的な3剤配合の経口剤と同等の効果があることが確認されている。

ヴィーブは、抗HIV薬市場で首位に立つ米ギリアド・サイエンシズ (O:GILD)に追い付くことを狙う。ギリアドは昨年初旬に承認され、急速に伸びている抗HIV薬「ビクタルビ」で市場で攻勢を強めている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます