ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

日銀緩和期待高まる、トヨタ自のプラス圏キープに関心

発行済 2016-04-06 12:12
更新済 2016-04-06 12:33
日銀緩和期待高まる、トヨタ自のプラス圏キープに関心
TM
-

 日経平均は小幅ながら反発。
前日比44.31円高の15777.13円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。
5日の米国市場ではNYダウは続落。
ドル・円が一時109円95銭を付けるなど為替は円高に振れたが、原油価格が時間外取引で上昇したことから円建てCME先物終値15615円を上回ってスタートした。
前場中ごろには下を試す場面も見られたが、先物、現物市場ともに売り圧力がさほど強まらなかったことで切り返す格好となった。
 日本株の底堅い動きを受けて、ドル・円は110円50銭台と下げ渋っている。
なお、昨日きつい下落となったマザーズ指数は小幅マイナスと反発は弱いが、前場の売買代金は962億円と14年12月2日以来となる2000億円台(昨日が今年最高の1937億円)に迫る商いとなっている。
セクターでは電力ガス、鉄鋼、パルプ紙、海運、ゴム製品、ガラス土石、輸送用機器が上昇。
半面、情報通信、水産農林、保険、倉庫運輸、化学、陸運などが小安い。
 日経平均は前日終値を挟んでの推移となるなか、一時15612.91円まで下げた後に、前引けにかけてプラス圏を回復している。
自律反発の域は脱せないだろうが、日銀の追加緩和への思惑等も高まってきている他、円相場は110円50銭辺りとやや円安に振れていることもあり、底堅い相場展開が意識されやすい。
また、規模別指数では大型、中型株指数がプラス圏で推移しており、小幅ではあるが大手自動車株が堅調となるなか、トヨタ自 (T:7203)が後場もプラス圏をキープしてくるようだと、やや安心感につながるだろう。
 ただし、米国ではFOMC議事録や歴代FRB理事による討論会が控えている。
為替変動要因になるとみられ、模様眺めムードから積極的な上値追いは限られる。
(村瀬 智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます