28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円71銭から109円04銭まで上昇して108円97銭で引けた。
トランプ米大統領は中国との第1段階の合意について、11月中旬に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で米中首脳会談を開き、署名が実現する可能性に言及したため、リスク選好のドル買い・円売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1084ドルまで下落後、1.1103ドルまで反発して引けた。
ユーロ・円は、120円62銭から120円99銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.2829ドルから1.2877ドルまで上昇した。
英国の欧州連合(EU)離脱が10月31日以降に延期される可能性が強まり、リスク警戒感を受けたポンド売りは一段と後退した。
ドル・スイスは、0.9970フランから0.9945フランまで下落した。