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トライステージ Research Memo(2):「ダイレクトマーケティング支援事業」が同社の中心事業

発行済 2015-05-29 16:10
更新済 2015-05-29 16:33
トライステージ Research Memo(2):「ダイレクトマーケティング支援事業」が同社の中心事業
■事業概要と市場環境 (1)事業概要 トライステージの事業は「ダイレクトマーケティング支援事業」と「ダイレクトメール発送代行事業」の2つのセグメントで構成されているこのうち「ダイレクトメール発送代行事業」は2012年11月に子会社化(出資比率86.8%)したメールカスタマーセンター(株)(以下、MCC)の事業となる2015年2月期における事業別構成比は、「ダイレクトマーケティング支援事業」が売上高で76.6%、営業利益で106.4%を占めており、同社事業の中心となっている 「ダイレクトマーケティング支援事業」では、テレビ通販事業者に対して、テレビ通販番組枠やCM枠の提供、販売戦略のプランニング、番組の制作、商品の受注(コールセンターの斡旋)、放送後の効果分析や物流・決済、顧客管理の支援に至るまで、ダイレクトマーケティングに必要なあらゆるサービスを提供している 同事業における継続的な顧客数は90社程度とみられるが、このうち上位5社で約60%を占めている主力顧客としては、キューサイ、富山常備薬グループなどが挙げられるまた、顧客を業種別で見ると、健康食品、美容(化粧品)、生活雑貨業種が大半を占めているのが特徴だまた、ここ最近は会員誘導型のクライアント(スポーツジムなど)や通信教育など新規業種の開拓にも注力しており、全体の1割強がこうした新規顧客・業種で占められている 一方、「ダイレクトメール発送代行事業」では、子会社のMCCで主にダイレクトメールの発送代行業務を行っている顧客企業数は全国に600〜700社程度とみられ、東京本社のほか、札幌、新潟、名古屋、大阪、福岡の6拠点で営業展開を行っている (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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