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米、20億ドル強のウクライナ軍事支援用意 長距離砲も=関係筋

発行済 2023-02-01 07:50
更新済 2023-02-01 08:54
© Reuters.

[ワシントン 31日 ロイター] - 米国は20億ドル強の対ウクライナ軍事支援を用意している。より長距離のロケット弾も初めて盛り込まれる見込み。米当局者2人が31日、ロイターに明らかにした。

週内にも発表される見通しで、地対空ミサイルシステム「パトリオット」の関連装備品や精密誘導兵器、対戦車ミサイル「ジャベリン」も含まれる見込みだという。

当局者の1人は、支援のうち17億2500万ドル分は「ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)」の下で提供されると語った。これにより国の備蓄からではなく業界から兵器を調達することが可能になる。

計画では新たにロケット弾の一種である射程150キロの地上発射型小直径爆弾(GLSDB)を調達する。米国は射程297キロの米地対地ミサイルATACMSについては供与を拒んできた。GLSDBによってウクライナはこれまで届かなかった重要な軍事目標を攻撃したり、戦線の後方でロシアをかく乱できるようになる。

ロイターは昨年11月に米ボーイングがウクライナへのGLSDB供給を提案していると報じていた。

© Reuters.  1月31日、米国は20億ドル強の対ウクライナ軍事支援を用意している。より長距離のロケット弾も初めて盛り込まれる見込み。写真は2022年5月、米アラバマ州のロッキード・マーティンの兵器工場に置かれた対戦車ミサイル「ジャベリン」(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

ホワイトハウスは新たな軍事支援についてコメントを控えた。

USAI基金の活用に加え、米国の備蓄から兵器の提供を可能にする「緊急時大統領在庫引き出し権」を活用して4億ドル強相当を支援する見通し。これには耐地雷・伏撃防護車両(MRAP)、誘導型多連装ロケットシステム(GMLRS)や砲弾が含まれる見込み。

*写真を付けて再送します

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