日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
終値 9572.49 (-69.63) 終値 9560 (-90)
寄り付き 9535.51 寄り付き 9510
安値/高値 9523.63─9572.83 安値/高値 9500─9570
出来高(万株) 125400 出来高(単位) 42271
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[東京 9日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続落した。6日に発表された7
月米雇用統計が予想以上に悪化したことを受けて米株安・ドル安となり、週明け東京市場
も輸出株を中心に売り先行。東京市場は夏季休暇に入り市場のエネルギーが乏しくなって
いることから上昇しにくい半面、売りも限定的で、日中はおおむね9500円半ばを中心
に推移した。引き続き為替にらみの展開で、ドル/円が足元85円前半から半ばでこう着
したことから株価も小動きとなった。ただ、一段と円高が進めば日経平均は9500円割
れとなる可能性が指摘されている。
東証1部騰落数は値上がり696銘柄に対し値下がり794銘柄、変わらずが173銘
柄。東証1部の売買代金は8758億円だった。
前週末に発表された7月の雇用統計で非農業部門雇用者数が13万1000人減と予想
の倍以上減少したことを受け、景気回復ペースは引き続き緩やかなものにとどまるとの見
方が強まり、米株式市場は続落。また、リスク回避の円高に傾き、ドル/円は一時85円
割れ寸前となった。週明け東京市場はこうした流れを受け、輸出株を中心に売りが先行し
た。
外為市場で円高はやや一服しているものの、ドル/円は85円台で取引されており、円
高警戒感は根強い。再び円高に振れれば日経平均は9500円を割り込む展開になるとみ
られている。日興コーディアル証券のシニアストラテジスト、河田剛氏は「夏季休暇に入
って取引は閑散としており、買い手掛かりが見当たらないが、売りも限定的だ」と指摘す
る。ブリヂストン<5108.T>など国内企業の好業績も株売りに歯止めをかけたという。
東京市場は全般的に様子見ムードが広がった。市場では「政策催促相場の様相であり、
ドル85円割れをきっかけに当局から何らかの円高対応が出ないと、株価は底入れしにく
い」(準大手証券投資情報部)との声が出ている。一方、10日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)で追加緩和策が打ち出されることへの期待が高まっているが、「(追加緩和
に踏み切るとの)織り込みは進んでいない」と河田氏はみている。
後場に入ってからは、外為市場でドル/円が85円前半から半ばにかけての水準でこう
着したことから、株価も高安40円程度の値幅と小動きとなった。日経平均の予想変動率
(インプライド・ボラティリティ)は小幅に低下。日経225オプション<0#JNI*.OS>の
ストライク価格9500円のプットは前場に28%付近で推移していたが、後場に入って
からは、一時24―25%付近の低水準となった。
引けにかけて市場では「取引参加者が少なく売り圧力は限定的だが、円高への警戒感が
ぬぐえず戻りも鈍い。高配当のディフェンシブ銘柄に小口資金が流入している程度だ」
(大手証券)との声が出ていた。
個別銘柄では、日本板硝子<5202.T>が堅調だった。大和証券キャピタル・マーケッツが
レーティングを「3」から「2」に引き上げたことなどを材料視した。大和CMでは、板
硝子の業績モメンタムが従来想定を上回るペースで回復。機能性ガラスや太陽電池用ガラ
スなど非板ガラス事業の利益成長も加速しているとみている。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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