ラザード・リミテッド(NYSE:LAZ)は、同社の投資銀行部門が回復を遂げたため、第2四半期は黒字となり、大幅な好転を報告した。この好業績は、金利上昇と顕著な市場ボラティリティにより、ウォール街全体の投資銀行の業績が低迷した2年間の厳しい時期を乗り越えたものである。
状況が好転したことで、企業顧客は以前延期していた株式や債券の募集を再検討している。
同社の中核事業であるファイナンシャル・アドバイザリー事業の第2四半期の売上高は、前年同期比17%増の4億1,100万ドルとなった。ピーター・オルザグ最高経営責任者(CEO)は、この業績について、優れたアドバイザリーおよび投資ソリューションの提供というラザードの確固としたコミットメントに加え、成長への推進力が活性化したためであるとしている。
北米では、Dealogic社の報告によると、上半期のM&A収益は8%増加した。ラザードは、アドバイザリー・リーテーブルの上位にランクされる重要な地位を維持しており、この期間に獲得したフィーで世界第10位にランクされた。
ラザードは、ウェストロックとスマーフィット・カッパの335億ドルの合併や、リビアンのフォルクスワーゲン・グループからの50億ドルの戦略的投資など、重要な取引でアドバイザリーの役割を果たしてきた。
また、ラザードのリストラクチャリングおよび負債管理業務も活発で、ライトエイドやSVBフィナンシャル・グループなどの有名クライアントを担当している。これは、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといったウォール街の大手投資銀行が、7月初めに四半期ベースでそれぞれ21%、51%の増収を報告したことを背景としている。
6月30日に終了する四半期、ラザードは5,000万ドル(1株当たり49セント)の純利益を計上した。これは前年同期の1億2400万ドル(1株当たり1.41ドル)の損失からの回復を意味する。
調整後ベースでは、一株当たり利益は52セントと、前年の24セントから改善した。銀行全体の純収入は7%増の6億8500万ドルだった。
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