[ワシントン 2日 ロイター] - 世界銀行は2日、新型コロナウイルスへの対応を目的とした発展途上国25カ国に対する総額19億ドルの緊急融資第1弾を承認したと発表した。他の40カ国に対する支援も迅速に進めているという。
また最大17億ドル規模の既存の融資計画において資金を再配分していると発表。世銀は新型コロナ対策として今後15カ月間で最大1600億ドルを拠出する用意があるとしていた。
マルパス総裁は、発展途上国の新型コロナ対策を強化し、経済的・社会的回復への時間を短縮するために迅速に取り組んでいると述べた。
今回の承認を受け、インドが10億ドルの融資を受けるほか、パキスタンが2億ドル、アフガニスタンが1億ドル、エチオピアが8260万ドルの融資を受ける見込み。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200402T195317+0000