[ローマ 3日 ロイター] - IHSマークイットが発表した3月のイタリアのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は17.4となり、2月の52.1から急低下した。景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を一気に割り込み、1998年1月の調査開始以来の低水準に沈んだ。ロイターがまとめた市場予想の中央値(22.0)も下回った。
新型コロナウイルス対策として導入された封鎖措置があらゆる業種を直撃した。
新規事業指数は前月の52.2から13.8へと低下し、こちらも調査開始以来の低水準を記録した。
1日に発表された3月のイタリア製造業PMIも金融危機に見舞われていた2009年4月以来の低水準となったが、サービス部門PMIほど急激な低下とはならなかった。[nL4N2BP2LX]
総合PMIも2月の50.7から20.2に急低下し、1998年1月の調査開始以来の低水準を記録した。
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